
2024-02-21
様々なものにチャレンジする中で、自分の決めたことを成功に繋げる秘訣をインタビューさせていただきました。
現在のお仕事
宮城美也子さん(以下、宮城):
以前は、インスタグラム集客のコンサルをしていましたが、今現在は個人の活動はしていなくて夫とホットサンドのお店を運営しています。
また、グローバルユニティ日本大会(GUJ)に出場し、世界大会出場が決まりまして、現在ウォーキングのショーに出たりご依頼いただいたりですね。
あとは、ウォーキングとダンスで自己表現を楽しんでいて、イベントで舞台に出たりしています。
*グローバルユニティJAPAN(GUJ)とは、世界初の医学界が後援するビューティーアワード。
「自分の人生を自分で自由にデザイン」できる美と健康を兼ね備えた女性を数多く輩出している。
インタビュアー鶴(以下、鶴):
すごいですね。
GUJも、数ヶ月前に参加を決めてTOP3入りし、世界大会出場ですし、
ホットサンド店も、約1年で2店舗目をOPENと、短期間で結果を出されているイメージがあります。
人を惹きつけ結果を出すには
鶴:
美也子さんには、人を惹きつけるエネルギーと結果を出す力がとても強いと感じるのですが、なにか意識されていることはありますか?
宮城:
そうですね。
元々会社員12年半やって会社やめて2年3年ぐらいコンサルタントをしていたんです。
Instagramで主に集客してたんですけど、その時に私は自分を魅せることで、「こういう人がいいな、こういう人好きだな」と見てる方に思って頂いてからお仕事に繋げる。ということをやっていたので、私の中では、自分がどういう人間 かを魅せることが仕事をしててもプライベートでも自分がやりたい ことだから、やっているっていう感じなんですね。
それをやっていると会いに来てくださる方が多いんです。
今でもホットサンド屋さんにわざわざ足を運んでくださる方も結構 いらっしゃったりとかして
「いつも勇気もらっています。」という言葉がほとんどなんですよね。
だから、自分がやりたくてやってることでそういう風に思って もらえる人がいるっていうことは、そうなんですかね。
少しでもそういう人たちのお役に立てればいいなとは思います。
鶴:
やりたいことをやる。という自己表現が人を惹きつけているのかもしれませんね。
短期間で2店舗目オープンにした秘訣は。
鶴:
ホットサンドをやるようにになったきっかけは何だったんですか。
宮城:
私の夫がオーナーなんです。夫がやりたかったことなんですよね。
夫婦2人でスタートして、夫がオーナーなので、私は店長という肩書きになりました。
鶴:
最初は、全く人が来なかった所から、1年ほどで2店舗目オープンするまでの繁盛店になった秘訣は何だったと思いますか。
宮城:
そうですね 。
うちの店は、フランチャイズなので全国何店舗かあるんですね。
なので、商品として良いものというのは間違いないと思って、私達スタートしたんです。
でも、前提してといいものを持っていても、持っているだけでは売れないんですよね。
鶴:
おおお!深いですね。
SNS起業女子にも、当てはまるところがありそうです。
宮城:
そうなんです。
●そのいいものをどういう風に知ってもらうか。
●待っているだけじゃ絶対大きくならない。
というのがオーナーと私達の考えなんです。
それで今どういう風な戦略を打っていけば、この大阪の福島にあるお店まで、わざわざ足を運ん でくださるのかを考えたんですね。
飲食店として最適な方法だったりとか、私達が来て欲しい人達にこういうお店があるよっていうの をどこで伝えるとよく知ってもらえるのか。とか
そこを考えて、もうやってやってやってトライトライトライの 連続で今に至るのかなと思います。
新しいことをどんどん始めるって最初はすごいパワーがいると思うんですよ。
コンフォートゾーンの 話にもあるように。
新しいこと始める時って、どうしようできるかなドキドキ。みたいな。
そこ を乗り越えていく行動力がまず必要だったと思います。
鶴:
なるほど。
自分の商品を、どうやって知ってもらうか。をトライ&エラーを重ねながら乗り越えていく行動力がまず必要ということですね。
宮城:
そうです。
あと、私達の他は、アルバイトさんなんですけど、アルバイトさんってどうしても経営側よりも熱意は絶対低いじゃないですか。
それをどういう風に引っ張ってそこまでの熱意を上げるかっていうところをすごく考えていましたね。
私はその働いてくれる方達のサポートをメインにしていたので。
私の夫が経営戦略を基本的に考えて、それを他のスタッフに私がサポートしながら一緒にやって行った感じです。
鶴:
スタッフ・アルバイトさんに対して一緒に頑張っていこう!とモチベーションを上げていくうえで気をつけているところはありますか。
宮城:
とにかく「何かしたい!」って 言った時はどんどんやれ!って応援することですね。
自分の プライベートで今度1ヶ月イギリス留学する子がいるんです。
その子1番長く働いてくれているいわゆる3番手で、オーナーと私の次の立ち位置というか。その3番手がいなくなるのは、なかなか厳しいんですが、
その子の人生がすごく良くなるきっかけを潰さない、やりたいことはどんどんやれっていう風にいつも言っています。
あとは、叱るけどど怒らない。
自分視点で いい悪いを判断して怒る人っていると思うけど、 自分自身が100%正しいって絶対ないと思うので、それを踏まえた上で、自分はこう考えるけどなぜこうやったのって理由を聞いたりとか
そういう叱る場面でもダメでしょって言じゃなくて、もっとこうしようかっていうのを意識していつも話する感じですかね私は。
鶴:
スタッフさんとても素敵な笑顔で働かれていますもんね。
お店自体も活気がありますし。
やはり、そういった自分を応援してくれてるんだっていう信頼関係が大事なんですね。
とはいえ、いろんな子がいるしいろんな考えの人もいるので、難しかった面もありますか。
宮城:
そうですね。この留学する子は特に自称コミ症で、人が苦手って自分で言ってるんですよ。
そう思い込んでるから1年以上一緒に 働いても、私に自分から話しかけたことはあるかないかぐらいの子なんですね 。
だからその子と信頼関係を構築するにあたって、どういう風 な接し方したらいいんだろうって最初ものすごく毎日考えて考えて話しかけるのは、神経使いましたよね。
鶴:
そうなんですね、でもその子が今や一番長く働いていて、お店の3番手を務めているってすごいことですね。
宮城:
そうなんですよね。元々すぐアルバイトも やめちゃう子だったんです。けどうちは1年以上続いているので、居心地いい環境作れているんじゃないかなとは思います。
鶴:
規模を大きくしていくうえで、人材育成は大事ですよね。
その子が、やらされているのではなく自ら熱量をもって動けるようにするのは、なかなかすごいことだと思います。
もともとは強くなかったメンタル
宮城:
あとは、やはりメンタル 大事だなって思いました。
最終何が起きてもメンタルだと思っています。
鶴:
確かに!
美也子さんは、元々 メンタルは強い方なんですか、それとも強くなったという感じですか。
宮城:
強くなった。ですね
それこそね よくある「私なんて・・・」みたいな感じだったんですが、人生で1番大きな出会いがあって、私が唯一師匠と呼んでいる方がいるんです。
その方に出会ってから、メンタルや心の在り方持ち方が変わっ たなっていうところですね。
鶴:
なるほど。
女性起業家さんもメンタルがグラグラしてしまう方も多いと思いますが、その師匠さんにあって変われた一番のポイントはなんだったんでしょうか。
宮城:
「安心感」です。
失敗したくないって人はすごく多いと思うんですよね。
例えば
●商品をリリースして あんまりお客さんが来なかったらどうしようとか。
●これ言ったら 周りがどう思うだろうとか。
思う方は、少なからず いらっしゃると思うのですが
私の師匠は、
私がどういうことをしても、何を言っても常に受け入れてくれて、ベースが基本愛だったんです。
そこで「安心感」が必要だなっていうことを気づいたん ですよね。
失敗しても大丈夫だよ。次つぎ!て言ってくれる安心感。
失敗しても大丈夫!それが普通!ぐらいの考えにシフトさせてくれたのがその方だったんです。
そのおかげで、前に進めたなっていうのが今ありますかね。
鶴:
素敵な出会いですね。
誰と出逢うか。って人生において大きいですよね。
宮城:
そうですね。
あと、私難病にもなったんですよ。
今は、 症状も最小になって薬も最低の量なんですが、一応一生飲まないといけないって言われていて。
病気も、私全部気の問題だとは思ってるんですけどね。
鶴:
でもステロイドもね色々副作用とかも聞くので、 それでもこの美しさを保っているのがすごいなって思います。
宮城:
難病になった当初はすごい量を飲んでたんですよステロイド。
その時は副作用で顔が丸くなるムーンフェイスというのになった時は、
自分をSNSで魅せるというのはやっていたので、自撮りするのも嫌だけど 自撮りあげないといけないで、さすがに私も落ち込みました。
けど 、落ち込んでもいられないので、考え方変えれば、今って素晴らしい加工アプリがたくさんあったから。
あんまり加工アプリ好きではないんです けど、どうにでもなるので。
それで乗り切りましたね。
鶴:
そうだったんですね。
サラッとお話してくださいましたが、相当なことを乗り越えたと思います。そういった経験も、今の人材育成で人の気持ちを理解するのにプラスになっているのかもしれませんね。
美也子さんご自身は、店長をされてからご自身の中でなにか変わったことはありますか。
思い通りの仕事が出来なかった時の捉え方
宮城:
仕事への考え方が、変わりましたね。
私、元々コンサルしていた時に、仕事もやっぱり好きじゃないと続けられないっていう風に思っていたんです。
「自分の好きなこと をやろう」ってよくそういう言葉聞いたり見たりするじゃないですか。
でも、実際ホットサンドのお店って私がやりたいから始めたわけじゃないし、夫がやりたいから始めたのを手伝っているっていう意識だったんですね。
だからその葛藤が結構あって、よく喧嘩もしていたんです。
これ私のやりたい仕事じゃないから!!というその考えがすごい強くて。
私からしたら、やりたい仕事でもないのに会社員に戻ったかのような感じで、立ち仕事で8時間それで帰れるわけでもなく、スタッフの教育や認知活動もあってプライベートの時間はほとんどなかったですし、時給を考えても、コンサルしていた頃に比べると全然違いましたし。
去年2023年はそれで、すごいモヤモヤしていたんです。
そういう時に、やりたいことをやってる楽しんでいる子達と出逢って、今そのホットサンド店をやっ ているのって必ず意味があるって。だからやっているんだし、その先にまたやりたいこととか見つかったり、自然に道も変わってくるんじゃないっていう話を聞いた時に、確かに。と思ったんですよね。
実際、コンサルをやめてしまっているから収入源も今自分個人的にはゼロなので。
普通にホットサンド店での収入を夫から頂いてやるってすごいありがたいことだなって。
必要 とされて働く。というのはすごくありがたいことじゃないか。ということに 気づいたんです。
なので、自分の「私はこれはやりたい!こっちはやりたくない」って考えるんじゃなくて
今やっていることがきっと 意味があるっていう風に捉えられるようになったのは、この仕事をしたからかなと思いますね。
鶴:
そうなんですね。美也子さんにもモヤモヤしたり葛藤があったんですね。
その考え方が手に入ると、どんなときも前に進んでいけますよね。
元々やりたい仕事ではなかったけど結果は出している。というのがすごいな。と思うのですが、今の仕事の中で好きな部分ってありますか。
今の仕事の好きなところ
宮城:
私、人がめちゃくちゃ好きなんです。
だから接客とか その辺は天職というかやっていてすごく楽しい部分です。
私、謎に記憶力が良くて、人の名前は覚えられないんですけど、人の顔とこの人が前回何をオーダーしたか何を食べたかっていうのを覚えていたりするんですよ。
それが、ある意味自分の強みになるのかなと思っています。
その記憶のお陰で、お客さんと話が弾んだり。
私は、自分が接客でやってもらって嬉しいことを自分もやりたいと思っているんですね。
それでリピートしてくれ、常連の方も結構増えましたし。
なので、色んな人と会える。というのは好きだし楽しい点ですね。
鶴:
お店が人気 店になったのは、そういう宮子さんの接客というか人への関心とか愛情の強さもすごい大きかったんですねきっと。
普段の発信を見させていただくと、人生の大きな決断が割と早く、そして毎回結果を残している印象がありますが、
「決める時」に何か意識している点はありますか?
成功につながる決断の仕方
宮城:
悩む時もありますけど、なんか ピンと来たら早いんでしょうね。
あと、決めるというより、自分のスタンスとして決めたことは「やりきる」っていうのがあるんです。
あそこで、もう少し頑張れたらちょっと結果変わったんじゃないか。っていうその後悔が私はすごく嫌なので、自分で決めたことはやりきると決めています。
言われたからやる方って結構私のお客さんでも多かったんですけど、言われてもやらない選択も自分でできるわけなんですよね。
でも、言われたアドバイスをやることを選択したのは自分なので、決めたんだったらやろう。やりきろう!
と思っています。
それこそ、ホットドッグ店の店長も、自分でやると決めたので、やりきろう!と。
そして、やりきりさえすれば結果に繋がると私思っています。
GUJも1位ではなかったですけど、世界大会には行ける権利は得たので。
鶴:
3週間で全部やり切っていった!という投稿を拝見したので、カッコイイ!と思いました。
やはり、そういう姿勢が周りの人に勇気や感動を与えているのですね。
挑戦したい!でも動けない。そんな方へメッセージをお願いします
宮城:
1つはさっきと重なるんですが、「言われたからやる」ではなくて、全てやり始めたのは自分で、自分が決めてやっているということを自覚する。ですね。
だから、それで上手くいこうが上手くいかなかろうが結果が出なかろうが、その先生が悪いんじゃなくて、トライしてみたけどこの方法は今回 合わなかったんだっていう気づきを 得ただけだから、次また別の方法でトライしたらいい!という切り替えをすぐ できるかどうかは重要だと思います。
鶴:
確かに、主体的に動くのと、受け身で動くのでは違いますよね。
宮城:
あとは意外と「起業したい」って、本当にしたいのかっていうところですかね。
いいところだけを見てふわっとした感じで思っていて、
例えばですが、本当は旦那さんとあんまり上手く行ってなくて最悪1人になった時の収入源が欲しいから 始めるとかっていう場合、本当の本当は旦那さんと仲良く暮らしたいという本音があったりすると思うんです。
例えばね。
だから別にお金を稼ぎたいわけじゃないっていう。
ただただ不安からそういう風な発想になる方もいるんじゃないかな。
でも、その根本 を解決しない限りなかなか結果に繋がらない気がしていて、
マイナスな感情から頑張ると、ハッピーな感情になりにくいというか。
本当の本当はどうしたい??
を自覚し た上で、起業するのとしないのとじゃ全然違うと思うんですね。
自分が決めて選んだコンサルの先生にも、その事実をちゃんと伝えれるぐらい自覚していることは、私は大事なんじゃないかなと 思っています。
鶴:
そうですね。自分はどうしたいのか。そのためにどうしたらいいのか。と自分で考えて相談していく。のは大事ですね。
目標だった2店舗目をオープンして、美也子さんのこれからの挑戦・ビジョンはありますか?
今後のビジョン
宮城:
ホットサンド店は、一応2店舗目までは、自社でやるという考えを持っていて、夫が本部側の人間でもあるので、そこからは全国で100店舗増やすという夢があるんですね 。
なので、3店舗目以降は直接現場に立つのではなくて経営戦略側、私だったら人のサポートをすることになるのかなと。
自社の店舗拡大はとりあえず2店舗で一応は目標達成されたんです。
鶴:
なるほど2店舗目が安定 してきたら、また美也子さんも自分の時間が作りやすくなりますね。
宮城:
そうなんですよ。自分の時間自由な時間を得るためにお店頑張ったって感じですね。
なので、今後はやっぱり自分の仕事をやりたいな。はありますね。
私ちっちゃい頃の夢が「自分で取ってきた 仕事でお金を得る」で、
なので、会社員卒業して自分で仕事をしてみたんです。
今は、ホットサンド店みたいに給料としてお金を頂いてやるっていうのも1つね、感謝する働き方ではあるんですが、自分で仕事を取ってきて收入を得たいというのが根本にはあるので、今はそれをどういう風に形にするかっていうのを模索しています。
自分は魅せることや表現するということが好きなので、そういうお仕事をしたいなっていう 考えは出てきていますね。
そのために今は自分のスキルを磨いているところです。
鶴:
美也子さんは、本当に人を 惹きつける力がすごいあるので、美也子さんの中でこれだ!というものが見つかったらめちゃく 成功されると思うので楽しみですね。
美也子さんの輝いている法則や気持ちの持ち方も、とても為になりました。
今回は本当にありがとうございました!
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